私の趣味は
「美術館めぐり」
就活で忙しくっても、疲れたときでも、癒しを求めて私の足は自然と美術館に向かう

A・ミュシャ、ダビンチ、ピカソにルーブル美術館展・・・
疲れが癒され、心が綺麗に洗われる。人間の描く限りない美の世界に感動する。「食と芸術にお金を惜しむな」母親から言われ続けた言葉。
普段は節約節約で、贅沢の「ぜ」の字もないような母だけど、本当に食と芸術のためには惜しまず私に尽くしてくれたことを感謝している

帰省すれば両親は私を美術館に連れて行ってくれる。
美術館に行けば、かつての恩師が「おー!また来たか。今度は夏に○○展をやるからな」
そんな感じで、子供の頃は芸術に関わって仕事をしていきたいと思っていた私はどんどん
美術館の虜になっていった

先週、就活帰りに
六本木のサントリー美術館に行ってきた。
http://www.suntory.co.jp/sma/本でしか見たことがなかった
『ロートレック』の芸術に会いに

アンリ=マリ=レイモン・ド・トゥールーズ=ロートレック=モンファ南フランスの貴族の家系に生まれながら、ダンスホールや劇場、娼館などモンマルトルの市民の世界に入り浸り、そこに暮らす人々のありのままの姿を描き続けたロートレック。

入口脇の年譜に彼の写真がいくつも入っていて、しかもそれがどれもいいショットなものだから初っ端からうれしくなってしまう。
よいこそうな幼いロートレックとか。母親と庭先でくつろぐロートレックとか。ぽつねんと椅子にちぢこまる晩年のロートレックとか。
・・・しかし作品を見ながら彼の悲しい人生を考えずにはいられなかった。
もともと体の弱いロートレックは2度の骨折事故を起こし、彼の足は短いまま成長を止めてしまう。
フランス人の男性なのに私と同じ150センチだもの
彼の苦しみや心の痛みは計り知れない。
さらには、上流階級のサロンでもなく庶民や酒屋に入り浸り、まるでボヘミアンのような暮らしぶりを聞いた父親は激怒し、
「伯爵家の名誉を汚す」と本名でサインすることを禁ずる。この時期に彼が描いた作品には
「Treclau」(トレックロー)というサインが残されている。父親の言葉を受け入れて
「Lautrec」(ロートレック)を
逆さまにしてサインしたらしい。
だから作品を見ながらそのサインを必死で探したけれど・・・残念ながら見つからなかった

(´・ω・`)
ロートレックが娼婦たちをあんなに親密に描けたのも、その矮小な身体のゆえでもあったのではないか、と思う。
彼女たちが相手にする、ふつうの、男ではなかったから。
だって彼の視線は段差が無さすぎる。
見下げるとか、あわれむとか、同情するとか、程度の差こそあれ落差を伴う視線でなくて、ひとつづきの皮膚をかぶるいきもののようにフラットな、率直でひららかな、150センチから見た36℃の冷静さ。
今回、娼婦の絵とともに、ポスターの数々も一挙に見られたのがうれしかった
ところで36歳という短い生涯であったが、自分の等身大以上あるこの大きなポスターが、パリの街々にでかでかと張り出され、自分の名が高らかに掲げられるのを見る
150センチの男は、人一倍うれしかっただろうなぁと思う

そんな天才の芸術を鑑賞しながら私の疲れは癒されていった。
帰りは六本木で
チーズが豊富なお店を発見


高いものは高いんだなー!

っと思いつつ割引になっているお手ごろなチーズを購入して帰宅

(*`・ω・)b
ワインとチーズが合うと思えるようになり、大人な贅沢にハマリつつあります

次は
「ウルビーノのヴィーナス展」に行きたいな
http://www.venus2008.jp/
posted by yu-san at 12:31
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日記
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